雨水が廃棄物に接触することで廃棄物中の有害成分が溶出し汚染され、その汚染水を浸出水と言われていますが、中国のあるゴミ処理場の現場では、1日1,400トンもの浸出水が出ています。
その現場では、汚染水を高濃度処理しつつメタン発酵し、脱窒、曝気処理してBOD、アンモニアを硝化して排水していましたが、多額のメタノールのランニングコストがかかるということで、RYOENG提携会社がそのA2Oの処理のあとに下写真のように大きな脱窒リアクターを設けた結果、全窒素が650ppmから50ppmまで下がり、なおかつ一切のメタノールは注入する必要がなくなりました。