硝酸性窒素の放流基準値を守る
最近、産廃処理工場、食肉工場、他自社工場から出る全窒素(T-N)、また自社の浄化槽から排水される全窒素が、自社基準をオーバーするために、なんとか協力してほしい、というご相談が増えてきています。
やはり国として、下図のように硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素がまだまだ他のものと比べても多いこともあるし、他国と比べても排水基準が緩いことも背景としてありそうです。
従来の脱窒の問題点
排水中のC/N/P比を「100:5:1」(いわゆる黄金比)にするために、有機炭素源(C)としてメタノールを投入する必要がありました。
他方、負荷が変動によってメタノールが多すぎると、今度はメタノールが残留してしまうために、それもまた問題となることから管理が大変ということもあります。
特にメタノールをドラム缶で購入されている企業さんは、メタノールの単価が高いために(タンクローリーで安く買っても上記の水質管理コストは消えない)、水質管理コストも含めたランニングコストは厳しいものと思います。
提案している脱窒システム
水処理レスキューを運営する私たちRYOENG(株)が提案している方法は、下図のように硫黄酸化脱窒菌を担持させたペレットを利用することによって、メタノールを使用しないことです。
従来のフローの最後に、この脱窒リアクターを設置していただくことだけで、特段、水質管理をしなくても、脱窒濃度に自動的に合わせて脱窒処理をする形になります。
これによってメタノールや出てくる排水の調整にかかっていた手間などのランニングコストが大幅に削減できます。
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もし弊社の脱窒システムにご興味があれば、こちらからお気軽にお問合せください。
レスQ太郎
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