建設現場から発生する泥水の処理・処分にたいへん困っています。現場で簡単に出来る処理方法はありませんか?
建設現場(トンネル掘削時や基礎杭施工時等)から発生した泥水は、バキューム車で運搬するしか方法がなく、運搬処理コストが高くなる傾向にあるようです。
これら建設泥水の処理に対して、現在一般的に用いられているのが“石灰”や“セメント”を主成分にした土壌改良剤です。
何れも非常に安価であり、現場で対象となる泥水と攪拌するだけで良いので非常に運用しやすい、という特徴を持っています。
改良した後の汚泥に強度が必要であれば、セメントの添加比率を上げてやれば、強度の調整も出来ますし、石灰が持つ水熱反応やセメントの水和反応が対象泥水の水分逓減に効果を発揮しています。
但し、何れも改良後の土のpHが非常に高くなる、という性質を持っています。
近年、こうした作用を嫌って“中性”付近反応固化する改良剤も多く出回ってきておりますし、多少コストはかかりますが、吸水性高分子ポリマーを利用するケースも出て来ています。
(石井)
レスQ太郎
さらに詳しくお聞きになりたい方はお気軽にご相談ください。
→ 個別相談(無料)